副業したときの確定申告3

 

前回までは副業したときの申告やメリットデメリットについてお伝えしました。

今回は確定申告の手続きの流れや記帳についてお伝えしていきます。


毎年確定申告は3月までに行う事になっています。
ギリギリになると申告が混み合いますので余裕を持って対応したいですよね。


そこで毎月の処理についてお伝えしていきます。

 

毎月、毎日の取引を記帳する

まずは1年間の取引を記録するために収入と支出を帳簿に記録します。
会計ソフトなどを使うと便利でしょう。
日付や取引項目を選択して金額を入力していきます。


勘定科目は自分で決めていいですが、よく使う科目があるので参考に振り分けると良いでしょう。


経費になる勘定科目

旅費交通費…交通費(電車・バス・タクシーや高速道路料金)や出張旅費、宿泊費など
通信費…電話代や切手代、はがき代など
交際費…取引先との打ち合わせにかかった飲食代、お土産代など
保険料…複業で使う車などの保険料
事務用品費…かばんや名刺、封筒や文房具など
会議・研修費…打ち合わせの会議室代、本や資格試験料など
車両燃料費…ガソリン代、駐車場代、自動車修理代、車検費用
家賃…事務所を借りている場合の賃料
租税公課…複業で使用する車の自動車税
広告宣伝費…チラシやネット広告料
仕入…複業で販売する商品の仕入
外注工賃…知人に仕事を外注した際の依頼費
修繕費…複業で使うパソコンなどの修繕費
雑費…上記に当てはまらない支出


3月期日日までに税務署に申告に行く

確定申告書Aまたは確定申告書B
マイナンバーカードまたは通知カード(コピー)
身分証明書(運転免許証、パスポートまたは健康保険証のコピーなど)

税務署の窓口に提出、または郵送でできます。

e-Taxで申し込みをするとオンラインで確定申告の作成から申告までできるようになります。

まとめ
確定申告について3回にわけてお伝えしていきました。
はじめての確定申告では戸惑うことも多いかと思いますが、一度じっくり処理をしてしまえば次の年からは楽になりますよね。

経費の勘定科目を参考にしていただき、まずは毎月の帳簿からつけていけるようになるのをおすすめします。