SDGsにおけるテレワークの活用について





みなさんこんにちは。



皆さんはSDGs(持続可能な開発目標)ってご存じですか?

簡単に言えば「世界で共通の目標を立ててより良い世界を目指しましょう」と17個にまとめられた目標なのです。


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この目標は企業目標としても大きく関係してきます。

SDGsと聞くと環境やジェンダーの問題が取りざたされていますが、企業が目標とするものは何に関係してくるのでしょうか?



例えば、企業にとっては人材も財産として考えるとすると、せっかくの人材(財産)が退職(流出)してしまうのは、企業にとっては避けたい部分ですよね。



そこで本日はSDGsの目標の中の一部ですが

「目標5:ジェンダー平等」

ジェンダー平等を達成し,すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う

「目標8:経済成長と雇用」

経済成長と雇用包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する

について書こうと思います。



上記二つは人材を雇用する企業にとって、切っても切り離せない目標です。



テレワークといえば2020オリンピックに向けて準備していた企業もあれば、地方ではあまり実感もわかず、テレワーク=コロナ禍の働き方というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?

しかしながら、結婚・妊娠・出産を経験する女性の中には少なくともそれが理由で、退職する方が出てきますし、介護の問題で退職せざるを得ない状況になる場合もあるでしょう。



その中で「多様な働き方」ができるという面において、働く人のやりがいや雇用継続につながるのではないでしょうか?



ライフ・ワークバランスの観点からするとテレワークはとても合理的なのです。

例えば通勤時間(往復)1時間を時差出勤とすると、仕事後の余暇時間が増え、その中で介護や育児、自己の勉強などの時間に充てることも可能です。



またジェンダー平等は女性だけのものではなく、男性においても育児休業を取りやすい環境を作る、テレワークで家庭のことをできるといったメリットが生まれます。



企業にとっても通勤費、オフィスコストの抑制といったメリットもありますし、少子高齢化で働き手を確保しなければならない日本の場合、こういった会社は魅力的に映るのです。



こう考えるとテレワークも悪くないですよね。

苦手意識があった人も、むしろコロナ禍の今だから始めてみるのもいかがでしょうか?